エゴマの産地
エゴマは、高級不飽和脂肪酸のa-リノレン酸を多く含むことから健康の維持・増進に対する効果で注目され村おこしや特産品として、地方自治体が取り組んでいる品種である。
現在では、1997年には全国で25ヘクタールで12.9tが生産されている。
エゴマの機能性と栄養価
エゴマの油脂分は43%で、このエゴマ油中にはa-リレン酸が50%以上、オレイン酸が25%以上含まれており、リノール酸を多く含むコーン油、綿実油、大豆油、ヒマワリ油とは組成が大きく異なっている。リノール酸の多い食事が生活習慣病につながっているといわれており、リノール酸の摂取を減らしリレノン酸を多く摂取して生活習慣病を予防をするためには、エゴマ油はなくてはならないものである。
a-リレノン酸には人体の血液中の脂質濃度を下げる働きがあり、学習能力の向上や視力の高度保持にも不可欠であるといわれている。
a- リレノン酸は人体内ではつくることができない必須の脂肪酸であり、生体内でEPAやDHAに変わる。EPAやDHAには、血液中の脂質濃度を下げる働きがあることから、エゴマは動脈効果を抑制する作用があるのではないかと思われる。
現代人はリノール酸を過剰に摂取しているのが実態であるので、リノール酸の摂取を大幅に減らし、魚介類をもっと多く食べること、およびエゴマ油などのa-リノレン酸をリノール酸の半分程度まで摂取することが有効である。
