エゴマの産地と機能性 雑穀シリーズ22回目

| | コメント(0) | トラックバック(0)

エゴマの産地

 

エゴマは、高級不飽和脂肪酸のa-リノレン酸を多く含むことから健康の維持・増進に対する効果で注目され村おこしや特産品として、地方自治体が取り組んでいる品種である。

現在では、1997年には全国で25ヘクタールで12.9tが生産されている。

福島県滝根町宮城県加美町などで特産化をめざしていて、希少価値のあるエゴマの油の生産が行われている。  

 

エゴマの機能性と栄養価

 

エゴマの油脂分は43%で、このエゴマ油中にはa-リレン酸が50%以上、オレイン酸が25%以上含まれており、リノール酸を多く含むコーン油、綿実油、大豆油、ヒマワリ油とは組成が大きく異なっている。リノール酸の多い食事が生活習慣病につながっているといわれており、リノール酸の摂取を減らしリレノン酸を多く摂取して生活習慣病を予防をするためには、エゴマ油はなくてはならないものである。

a-リレノン酸には人体の血液中の脂質濃度を下げる働きがあり、学習能力の向上や視力の高度保持にも不可欠であるといわれている。

a-      リレノン酸は人体内ではつくることができない必須の脂肪酸であり、生体内でEPADHAに変わる。EPADHAには、血液中の脂質濃度を下げる働きがあることから、エゴマは動脈効果を抑制する作用があるのではないかと思われる。

現代人はリノール酸を過剰に摂取しているのが実態であるので、リノール酸の摂取を大幅に減らし、魚介類をもっと多く食べること、およびエゴマ油などのa-リノレン酸をリノール酸の半分程度まで摂取することが有効である。

 

 有限会社 農業経営研究所

 

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: エゴマの産地と機能性 雑穀シリーズ22回目

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.nokei.co.jp/mt/mt-tb.cgi/7

コメントする

このブログ記事について

このページは、nokeiが2009年3月 4日 16:55に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「アマランサスの品種と機能性 雑穀シリーズ21回目」です。

次のブログ記事は「耕作放棄地再生利用推進事業のポイント」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.1