2008年12月アーカイブ

今日も、3件ほど大学生と大学院生の生徒さん達から電話を頂きました。今月に入って、毎日何件かお電話を頂くので、今回思い切ってブログに書かせて頂く決意になりました。

中には、なんでもいいですから働かせて頂けませんかという悲痛な声の女子大生さんもおられました。

みんな、大学で種の研究とかバイオの研究とか、有名国立大学ばかりなんですが、当社の方針としては今年は、採用募集は行っておりませんのでと解答するしかありませんでした。

 

本当にすみません、力不足というか農業に対しての真剣さ、当社に対しての期待は痛いほど感じるし、うれしいのですが、私の能力の無さの一言につきます。

 早く、会社としてこういう真面目な学生さん達が活躍できる場所が当社に出来るようにしなければいけないということと、こういう時期だからこそ気を引き締めなければいけないなと思う一日でした。

 このブログを通じて、大学生さん、大学院生さん達が当社の方針を察して下さることをお祈りしたいと思います。

有限会社 農業経営研究所

FAOの資料によると、世界のヒエ、アワ、キビ、モロコシなどの生産は、作付面積で7828万haで、生産量は8424万tである、このうちキビを除く生産は2628万tでその3分の1をインドが占めている。

 インドは、2200万haを使用して雑穀を生産している。日本への輸入は、農林省の植物統計がまとめたところによると、2001年には、アワが中国から88t、キビが中国、オーストラリア、ベトナムから383t、ハトムギがタイ、中国、ベトナムから8693t輸入されている。

 国内生産量に対しての輸入量は、アワ、キビでは1.8倍、麦茶原料などになるハトムギでは14倍以上、ヒエは、1997年までは毎年1500t程度輸入していたが、1999年以降はほとんど輸入されていなし。

有限会社 農業経営研究所

雑穀の代表ともいえる、ヒエ、アワ、キビの日本の栽培面積は、1900年代は約35万haだったが、1950年代には約12.5万ha,1995年には209haとなりかなり減少をしてしまった。

2002年には、ヒエが150haで生産量が305t、キビが152haで生産量が180t、アワが53haで生産量が72tで三種類の合計で355ha、生産量は577tである。アマランサスは、11ha程度で生産量は11t、

ハトムギは312haで生産量は502tである。

地域活性化の素材として雑穀は魅力があるだけに、隠された地域の個性を活かした特徴づくりのひとつとして雑穀を普及していきたい。

有限会社 農業経営研究所

当社の雑穀は、伝統料理はもちろんのこと、調理技術と組み合わせることで、つぶつぶ感やモチモチ感も引き出せる。今日も、お菓子メーカーの方や麺の会社の方から実験してみたいということで、新商品開発のために商品を購入したいとの電話がありました。

 雑穀のおもしろいところは、食用以外でも、他の部位が利用できることにある。

 特徴ある穂を生け花に活用したり、副産物として生産される茎葉を粗飼料に使用することが可能で、茎葉は炭素の割合が高いため、堆肥の原料になり、そのまま緑肥として畑の土づくりにも役にたつことが当社の岩手県軽米町の農場でも実証されているのである。

有限会社 農業経営研究所

雑穀は、栽培期間が100日程度なので、暖かい地方では輪作に組み入れやすく、寒い地方では春野菜や、秋冬野菜などと組み合わせた輪作が出来るため、小規模栽培には適している。

 輪作体系をきちんと組み立て、堆肥などの有機肥料を使用して栽培することで、収穫後の茎や葉を土にすき込めば、土作りにも寄与できるのである。

 ヒエやハトムギは湿田にも適し、中山間地の水田転作作物として利用しやすい。排水対策がなされた水田であれば、モロコシ、ソバ、アマランサスなどの栽培も出来る。

 このように雑穀は遊休農地解消のための農作物として、とても役に立つ作物なのである。

有限会社 農業経営研究所

一般的に、小麦、卵、牛乳、大豆、米などのたんぱく質にアレルギー症状をしめす人に取って、雑穀は貴重な穀物である。ただし、まったく雑穀アレルギーがないわけではなく、まれにアワやキビにアレルギーを示す人もいる、今日、当社に相談が来たのは、当社の雑穀をアレルギー代替食として使用できないかという自然食品会社からの相談だったのだが、専門医をメンバーに入れた研究チームをつくって、研究していかないとむずかしいのではという提案をさせて頂いた。

 やはり、個人相談でも、専門医の指示に従い、栄養的にどうなのかというデータや、不足にならないのかどうかをしっかり見極めないと、当社としては、現段階ではアレルギーの代替商品としては、むずかしいという結論である。

  有限会社 農業経営研究所

このアーカイブについて

このページには、2008年12月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2008年11月です。

次のアーカイブは2009年1月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.1