専門小売店における生鮮野菜販売額は、24%であり、年々その割合が低下している。年間の野菜販売額は平成14年商業統計によると2兆5686億円であるが、専門小売店(いわゆる八百屋)が販売した金額は約6000億円であり、その割合は24%である。昭和57年(1982年)に8000億円で38%を占めていたことから20年間で10%低下したことになる。(経済産業省「商業統計表」)
消費者が野菜をどこから購入しているかをみると、総合スーパーが22.6%、食品スーパーが38.8%であり、コンビニと組み合わせると消費者の62%はスーパーから野菜を買っていることになる。(平成16年1月:農林水産省:食料品消費モニター調査)
いわゆるスーパーマーケットがどこから生鮮野菜を仕入れているかをみると、中央卸売り市場に入っている仲卸業者が35%を占めており、卸業者の10.2%と合わせると中央卸売市場でほぼ45%を調達していることになる。これに地方卸売市場の23.2%を合わせると68.2%を占めることになり、安定的な供給のために市場流通を利用する割合が多い。しかし、残りの3割以上が市場外の取引になっており、生産者との直接取引も10%を占めている。(社)食品需給研究センター「生鮮食料品等流通円滑化緊急対策事業報告書」(平成15年3月)
次回は、野菜ビジネス6回目と題して、外食産業、営業給食の現況を解説する。
