今日は、電話で以前からお付き合いをさせて頂いている教育関係の出版社からの原稿の依頼があった、テーマは「環境教育・環境学習の意味とミミズコンポストの活動による効果」
頭を整理するにあたって、そもそもの環境教育の歴史について資料を読み直してみた、1972年にストックホルムで環境問題をテーマにした国際会議が「国連人間環境会議」という名目で始まり、1977年に環境教育に関する政府間会議がトビリシで開催された、また2年前にトビリシ会議の準備のために環境教育専門家ワークショップがベオグラードで開催されている。
日本の環境教育・環境学習の概念はこのトビリシ会議とベオグラード会議の成果を基礎としている。
そこで出されている環境教育の5つの目標と当社が現在行っているミミズコンポスト事業を照らし合わせてみる。
(1)関心 社会集団と個々人が、環境全体及び環境問題に対する感受性や関心を獲得することを助ける。
小学校という社会集団生活において、生徒達がミミズコンポストに触れることで、ごみ問題やリサイクルについての関心を持つ。
(2)知識 社会集団と個々人が、環境及びそれにともなう問題について基礎的な知識を獲得し、様々な経験をすることを助ける。
小学校という社会集団生活において、環境問題やごみ問題について、基礎的な知識を獲得し、ミミズコンポストを通じて、生ごみが、堆肥になるまでのプロセスを見ることで、生態系及び自然の摂理を勉強する。
(3)態度 社会集団と個々人が、環境の改善や保護に積極的に参加する動機、環境への感性、価値観を獲得することを助ける。
小学校という社会集団生活において、現在焼却している生ごみを、リサイクルをする必要性を感じて、ミミズコンポスト事業に参加することで、環境問題への感性や生徒各々が新しい価値観をもちはじめることが可能となる。
(4)技能 社会集団と個々人が、環境問題を確認したり、解決する技能を獲得することを助ける。
小学校という社会集団生活において、現在焼却している給食残渣を、ミミズコンポストを利用することで、環境問題の重要性を確認し、これまで焼却していた給食残渣を焼却しないでリサイクルをすることで、環境問題の解決をしていくきっかけをつくる。
(5)参加 環境問題の解決に向けたあらゆる活動に積極的に関与できる機会を、社会集団と個々人に提供する。
小学校という社会集団生活において、小学校1年~小学校6年生までの全員が、環境学習という狭い概念にとらわれず、ミミズコンポストを見学することで、各々環境問題の大事さを考えるきっかけを与える。
整理をしてみると、国がすすめている環境教育・環境学習の概念と、当社のすすめているミミズコンポスト事業の方向性は近いのではと思われる。
有限会社 農業経営研究所