野菜のブランド化についての調査依頼

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昨日、ある東北地方の役所から野菜のプランド化についての調査についての相談があった。

昨年度まである大学の先生にコンサル依頼をしていたとのこと、昨年度はどのようなことをされてきたのですかと聞くと、大学の先生が野菜の市場について話したのをレポートにしてくれて、差別化はシールを貼るその他、住民アンケートとのこと、その1年でブランド化をすすめるための方法と市場及び戦略はわかったのですかと聞くと、沈黙が続いてしまった。

不思議に思うのは、何故大学の先生に依頼するのかという疑問ばかりである、うがった見方をすれば最近の大学の先生は、野菜も販売しているのですかと質問をしてしまいたくなるのだが、当社の手法と明らかに違うのは、生産者、流通業者、市場、販売会社、消費者と具体的に野菜に触れて生計をたてている人間にヒアリングをかけて戦略を組み立てているかいないかという点である、目的はブランド化された野菜をどの市場に販売していくことが、農家の意識改革、農家所得向上及び地域の活性化に結びつくかで、その市場を探るためのマーケテイング手法を、生産面での施肥設計から、生産者選別、地域特性、物流、販売、消費者意識この辺りを真剣に考えていくと、かなり時間とコストがかかるわけで、そのなかから生産から販売までの各々戦略を探り出さない限りリアリティのない、机上の空論で埋められたきれいな報告書だけが出来上がってしまいがちだということ、報告書を提出すればそれでよしとする大学の先生ならば、それで作業は終了するのだが、役所としてはそれで満足なのかが疑問の残るところである。当社がコンサルをしている(生産者の指導から販売までをやっている)農家の場合は、今更ブランド化しなくても契約栽培をしていて特定の消費者から評価されてしまっている農家も少なくない、農家の意識もさまざまなのだろうとは思うのだが、最後に担当者が話したフレーズが、印象的だったので思わず書いてしまいますが、大学の先生に頼めば無難でしょ、やはり担当者の意識もこの程度なのかなと思うと、この調査をしている地域の農家も協力的にならないのがなんとなく理解できる気がしました。

有限会社 農業経営研究所

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このページは、nokeiが2008年4月26日 16:32に書いたブログ記事です。

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